こちらもおすすめ
[article id=”596″ cat_name=”1″ layout=”list” ]
若い子が勢いだけでキャピキャピやっている社風についていけませんでした(女性:新卒2年目 )
私は新卒で某日系航空会社の子会社である、国内専門のエアラインでキャビンアテンダント職に就きました。
親会社は日本だけでなく世界でも名の通った日系エアライン最大手の1つでしたが、私が就職した子会社は拠点も東京ではなく、規模も小さくてアットホームな雰囲気でした。
企業説明会で社員の方々や現役CAの方々の温かさやユーモアに触れ「私もこんな和やかな会社で働きたい!」と思い、CAスクールに通って必死に受験し、合格を勝ち取りました。
入社後すぐに始まった訓練は予想通り厳しいものでしたが、覚悟はしていたので乗り切ることができました。
しかし一人前になってしばらくすると、どうやら私のいた会社は狭いエアライン業界の中では「若くて可愛いけれど大手には入れなかった子がなんとかCA職にありついて、勢いだけでキャピキャピ頑張っている弱小子会社」ということがわかってきました。
実際、社風や社訓も”カジュアルさ””フレッシュさ”を全面に押し出しており、とにかく明るく元気に健気に頑張ることが評価されていました。
その会社は高卒でも入社できるため、高卒の若い子ならまだしも、4大を留学を挟んで5年で卒業し20代半ばも近い私にとっては、その社風が苦痛になりはじめました。
その後、外資系のエアラインを受験・合格し、退職しました。
利益を追求して不潔すぎる現場に、自分の価値観が悪い方に変わってしまいそうでした(大手エステ エステティシャン/女性:新卒2年目)
大手エステでエステティシャンとして働いていました。
職業柄、衛生面や清潔感などはしっかりしていないといけないのですが、私の働いていた会社は違いました。
エステ業界は、価格競争が激しく、私の働いていた会社も、いかに安くお客様にメニューを提供するかに躍起になっていました。
通常ならお客様に使用する商材などは使い捨てが常識だと思いますが、ある商材はお客様が汗をかくためにベッドに敷くものなのですが、1日に1枚まで、濡れたり汚れたりしていたらアルコールでさっとふき取ってから再利用するように言われたりしました。
また、機械が故障し、完全に動かなくなっているのにも関わらず、あたかも動いているかのようにそのままお客様に使用したりさせられていました。
最初のうちは自分が詐欺に加担しているみたいな感覚になっていましたが、毎日毎日させられているとそれが段々「普通」になってきていました。
ふとした時に「やっぱりおかしい」と気づき、自分の中でそれが普通になっていたことが怖くなり、あらためて仕事を辞めたくなりました。
異例の人事異動でやりたくない仕事をすることになり、辞めました(書籍卸企業 事務/女性:新卒3年目)
私は入社して最初に配属された部署では、とてもやりがいを感じていました。失敗も多かったのですが、何とか頑張って仕事を続けていこうと思っていました。
しかし1年目の冬になり、ようやく自分の担当の仕事が軌道に乗ってきた頃、突然の他の部署への異動命令がありました。数日後には新しい部署へ急きょ異動になりました。私は今の仕事に慣れてきたし、やりがいも感じていたので、できれば異動したくない気持ちでいっぱいでした。
しかし、会社員なので会社の命令には逆らうことができません。仕方なく、気乗りしないまま次の部署で新たに仕事を覚えることになりました。
自分でもまさか入社1年目の途中で異動になるとは思っていなかったので、それもショックに感じました。他の社員でも他の部署に異動することはなく、異例の出来事でした。
異動先の社員が急に辞めることになったことと、新しい人を入れる余裕がなかったからのようです。
そこで、今いる社員の中で誰かを欠員補充に回すことになり、その白羽の矢が私に刺さったというわけでした。
人事異動の時も辞めたいと思いましたが、その後もずっと辞めたい気持ちは変わらず、結局退職しました。
オフの日まで縛る謎の社則、女だらけの監視社会に心身ともに疲れました(アパレル 生産管理/女性:新卒1年目)
女性ばかりのアパレルで、社風がかなり偏っていました。
会社には細かい社則と暗黙のルールが多く、常にお互いを監視しあっている状況でした。一番厳しかったのは身だしなみチェックです。
社会人として当たり前の身だしなみは当然ですが、接客業でもないのに、かなり厳しく、毎日先輩がするどくチェックしてくることが負担でした。
例えば、「ネイルは会社で販売している一本2000円弱するもの以外不可・何も塗らないのも不可・社販なし」「路上で街頭インタビューに答えてはいけない」「髪は巻くこと」「オフの日であっても私服はショートパンツ、デニム不可」「プライベートでも喫煙禁止」「メイクは指定色のみ」「茶髪はオーナーに似合わないと判断された場合は不可」「ヒールは5センチ以上」「ストッキングは高級ラインのもの」「お昼にコンビニ弁当、カップラーメン不可」等など。
プライベートにまで食い込んでくる厳しすぎる社則に息苦しさを感じ退職しました。
社長を教祖のように崇めたてる新興宗教のような風潮についていけず退職しました(IT企業 営業/男性:新卒1年目)
新卒で就職した会社は、IT系ベンチャーで当時成長株として業界で注目を集めていました。
仕事の内容は、インターネット広告の営業で、自社のサービスを顧客に紹介し、気に入ってもらえたら広告枠を販売するというものでした。
とはいえ、私の場合さしてその企業にも業界にも興味があったわけでなく、就活で受かったなかで一番マシな条件だったというだけで入社を決めました。その結果、入社してすぐに周囲の社風とのギャップに悩むようになりました。
IT企業にありがちなように、その企業もいわゆるカリスマ的な創業社長がいました。
入社してくる社員のほとんどが、その社長に憧れたり感化されてくる人ばかり。社長のお言葉は神託のごとく崇めたてられていました。
なにより嫌だったのは、社長の著者やマスコミインタビューに必ず目を通し、その感想を提出しなければいけなかったこと。
他の社員にとってはありがたいお言葉なのでしょうが、私にとってはなんの価値も見いだせません。はっきり言って時間の無駄でした。
そのような社長を崇める社風についていけず、結局3年も経たないうち仕事を辞めてしまいました。
客を騙してでも達成しなければならないノルマや売り方に疑問を感じたのでやめました(証券会社 企画営業/女性:新卒3年目)
証券会社の外回り営業を行っていました。1年目は飛び込み営業を、2年目以降は先輩からお客様を譲っていただき商品の提案などを行っていました。
私が入社したのはリーマンショックの後だったので景気も悪かったです。
それでも会社の一押しの株を各自ノルマとして割り当てられ、達成のためにお客様に勧めなければなりませんでした。中には「買ったら損するでしょ」という商品もです。
電話営業の場合、全て音声が録音されているので、ノルマが厳しい場合は訪問営業に切り替えます。訪問の場合は録音されることなく、上手く言い回すことができるからです。
ノルマが達成できない場合は、休日も外回りするように指示されている営業マンもいました。
そうしているうちに「私たちがしている仕事はお客様の資産を豊かにすることなのか、それとも騙して購入させていることなのか」と思い悩むことが増えました。
実際に、そういった理由で辞めていく人は多かったです。結局私は結婚を控えていたので、それを口実に退職しました。
コメント