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この会社にずっといたら取り返しがつかなくなると思って辞めました(不動産広告系企業 ルート営業/男性:新卒3年目)
不動産の広告を扱う仕事をしていましたが、このままだと自分は何も成長出来ないなと思いました。
ルート営業がメインの業務ですが、既に利用している顧客に対してですので、提案すべきものはほとんごなく、アフターフォローの毎日でした。
日々の業務と言えば、午前中のうちから顧客回りという名目で外出し、顧客の利用促進や愚痴に近い相談を受けることだけです。
時々、新商品がリリースされそれを売ってくるように言われますが、いかに普段の業務で関係を築いておいて、お願いで受注ができるかが問われています。
まったく自分のスキルが成長したとは思えずに、広告とは名ばかりの業態に焦りを感じていました。疑問を感じながらも自分なりに業界のことを勉強しながら頑張っていました。
しかし、まったく仕事ができず社内営業だけが上手い先輩が出世していたり、精神論でしか指導できない上司に叱られる毎日を過ごす内にこのままずっとこの会社にいたら取り返しがつかないことになると思い、転職を決めました。
身につけたのはホモ芸だけ…(製薬業界 MR/男性:新卒1年目)
製薬業界のMRでの話です。
入社した時は自社製品の売り上げも良く、接待もでき、更には会社の経費でゴルフを学べるし、英語の勉強をして話せるようになればドイツの本社勤務もあるという話にとてつもなく魅了され、人生の成功が約束されたと錯覚したほどでした。
しかし、蓋を開けてみてばドクターに媚びへつらい、尻尾を振る毎日です。ドクターは社会的ステータスが最高位の職業。つまり、プライドの塊です。
自分よりずっと年下のドクターにぺこぺこ頭を下げる上司を見て「えっ?あんたの営業テクニックって頭下げる事だけ?」とかなり失望しました。
また、得意先の懇親会や忘年会新年会は製薬会社数社が協力して準備します。余興も普通に我々が男芸者のごとくします。
その中で、私が身につけた芸は「ホモ芸」です。とても人気を博しました。
他の製薬会社の人々からも称賛されました。って嬉しくもなんともないですが。
「身につく技術は頭下げる事とホモ芸?」確かに営業する上ではそれらができる心構えは武器になるけど、「えっ?何?っ」と悩みました。
いつ仕事辞めようか何度も考えました。だって、ホモ芸要らないでしょ?英語学んで海外本社勤務とは程遠い世界ですよ。
しかし、給料は抜群に良かったんです。結局そろばん弾いてプライドを捨てる事を選びました。お陰で貯金が増えました。
「入社5年でスキルアップしたのはタイピング速度だけ」同じ仕事の繰り返しで心が折れそうでした(不動産の保証会社 顧客管理/女:新卒2年目)
不動産関連会社の総合職として採用されました。
業界自体が歴史が浅く、これから成長していく業界だと思ったので、入社した時は自分もこの会社と一緒に成長して行けたら、と夢を描いていました。
入社してからは研修を経て、本社のとある部署の事務職として働いていました。
仕事を教えてもらいながら、勤務すること1年あまり。恐ろしいほどのルーティンワークで、電話応対以外は、ただの入力作業。
一応社内システムを使っているので、ある程度の知識がなければできないのですが、しかしそれも始めてから1ヶ月もすれば全部覚えられるような程度でした。
同じ部署の先輩達と仲良くなったころに、この仕事についてどう思うか聞いてみたところ、「入社して5年経ったけど、新卒のころから変わった気がしない。上がったのはタイピング速度だけ」と、私が思っていることを言われました。
部署移動があればどうにかなるかとも思いましたが、そんな風に過ごす内に、この会社では自分は成長できないのではないか、辞めた方がいいと思うようになりました。
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