今回は、退職代行サービス「EXIT」を利用した方の体験談をご紹介します。
ネットショップのカスタマーサポート、クレームに心が壊される日々
ネットショップのカスタマーサポートの仕事をしていました。
カスタマーサポートと聞くと聞こえはいいですが、仕事はただのクレーム対応。
毎日お客様に謝ったり、罵声をあびさせられながら対応する精神的にハードな仕事でした。
「サンドバッグ状態で罵声を浴びる」クレーマーのストレス発散に使われた
もともと仕事自体がクレーム対応なので、毎日精神的に参ってしまい、こんな仕事やめようかなと考えていました。
梱包スタッフは、アジア系の方ばかりで商品間違いが多かったので仕方なかったのもあります。
年配の方からのクレーム電話では、時間があるからなのかネチネチと愚痴を言われたり、しまいには世間話に付き合わされたり。
結局、「無料にしろ」「もっと高い商品をサービスしろ」とか、それがクレーマーの目的でした。
ただし、こちらから電話を切ることができないので、ひたすら謝り相手の話を聞くことしかできなかったんです。
「あ、こいつ自分から切れないのか」と気づかれてしまうとサンドバッグ状態で、クレーマーもストレス発散のためだけに愚痴を言いつづけるということも。
それ以外にも社長が「お客様からのクレームは宝だ」という考え方の人で社内の報告書作成だけで毎日残業でした。
その報告書も社長がチェックしていて、忘れた頃に(1ヶ月後とか)この時の対応について色々と質問されることもあり、正直毎日クレーム対応なので覚えてないし、覚えてないと伝えると怒られるし、どうしていいのかわかりませんでした。
辞めたいと伝えるも、社長夫妻にはぐらかされ、まんまと引き止めされる
ワンマン社長のネットショップで、社長の意見は絶対みたいな雰囲気があり、とても辞めることを伝えれるような職場環境ではありませんでした。
社長と経理をやっている社長の奥さん以外に上司という立場の人がいなく、先輩はいましたが、相談程度しかできずにいました。
当時の私は電話のベルがトラウマになっていて、夜寝ようとしてもずっと頭の中で電話のベルが鳴っているんです。
陰湿なクレーマーの罵倒やネチネチした言い回しが何度も何度も頭の中で繰り返されました。
その結果軽い不眠症のような状態になりました。
「もうだめかもしれない、だから辞めさせてほしい」勇気を出して社長と奥さんに伝えました。
「まだ若いんだから、もっと頑張らないとダメだ」
「私たちもサポートするから、もう少し続けてほしい」
「今は人がいないから、せめて後任が見つかるまでは」
「だから、あと半年はいてくれ」
なだめられて、私も半年はいようかと思いました。
しかし、サポートするといってもマニュアルを作るわけでも梱包スタッフの教育をしっかりするわけでもチェック体制を整えるわけでもありませんでした。
そして半年が経過しましたが、当然のごとく退職の話をしようとすると理由をつけてスルーされてしまいました。
「辞めたいけど辞めれない」どうしたらいいのか悩んでいた時にテレビでEXITのことを紹介されているのを観ました。
LINEで退職代行に問い合わせる
テレビでEXITのことを詳しく紹介されていたので不安はあまりなかったです。
電話だけじゃなく、LINEで相談できるとなっていたので、LINE相談したのがきっかけです。
LINEでの問い合わせから始めたので、ちゃんと返事がくるのかは心配しました。
あとテレビで大体の利用の流れは事前に知ることができたのですが、実際に使うとどうなるのかは何度も何度もLINEで質問しました。
対応はカスタマーサポートの仕事をしている私からすると、雑かなと感じることもありましたが、返事が早かったのでその点は安心して相談できたかなと思います。
退職代行を利用した結果
私は正社員だったので、5万円を支払い翌日にEXITの方から社長に電話をしてもらいました。
事前に引継ぎすることをメモに書いて会社の分かることろに置いておくことと、私物の片付けをしてまとめておくことをアドバイスしてもらっていたのでそれを済ませておきましたが、電話した日から会社にまったく行かずに辞めることが出来ました。
退職届は自分で郵送しましたが、離職票などはちゃんと家に郵送されたので面倒なことにならなくて良かったと本当に思いました。
周りのサポートもなく、たった一人でクレームの矢面に立たされて、給料も安い上に、長時間労働。勇気を出して辞めたいと伝えてもはぐらかされて。私一人が損していたんです。
あれだけ悩んでいたことも、退職代行サービスを使って一瞬で解決してしまいました。
退職代行サービスを他人にも勧めますか?
辞めれないと思った会社を辞めることができたのは本当に良かったと思います。
ただ、辞めた会社の同僚とも一切連絡をとってなく、会社の最寄駅や周辺には近づけなくなりました。
後ろめたさもありますし、社長にあったらどうしようという不安もあるからです。
もし、これから退職代行を使って会社を辞めようと思っている人がいるなら、自宅から職場が近い人や同僚と会う機会が多い人は辞めた後の事も考えて退職代行を使うかどうか検討した方がいいのかなと思います。
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