
好景気の今だからこそ第二新卒のあなたも転職しやすい状況が整っています。実際、求人倍率は過去最高。求職者売り手市場が続いています。この好景気はいつまで続くのでしょうか?
実はあと数年でこの好景気も終わる明確な理由があるのです。
就活・転職市場は絶好調「アベノミクス最高!」
アベノミクスによる空前の好景気により、2018年卒大学生の就職内定率は98%(前年同期比0.4ポイント増)となり、調査開始以降で過去最高になりました。ほとんど全ての大学生が就職できたわけでアベノミクスさまさまといった感があります。
就活だけでなく転職市場も同様。過去最高の転職率を誇っています。

オリンピック後の大不況「オリンピック後は大不況が確定!?」
オリンピックが終わると不況がやって来る
一方で、東京オリンピック後には長い不況が来るとも予想されているのです。
実はオリンピックまでは一時的に好景気になるも、オリンピック終了後は景気が悪くなるという現象が世界中で確認されています。
2004年アテネオリンピック後のギリシャや、2008年の北京オリンピック後の中国など例外なく景気が落ち込んでいるのです。なぜでしょうか?
オリンピックを開催するために競技場や道路整備が盛んに行われます。そのため、たくさんのお金が動きます。設備を建設するために多くの労働者が雇われます。
そしてオリンピック開催中は観光需要がピークに達します。国内外からたくさんの人がオリンピックを見るために東京に集まるでしょう。観光をし、食事をし、買い物をします。結果的、たくさんのお金を落としていきます。
しかし、オリンピックが終わってしまえば建設も観光も落ち込みます。
かつてのオリンピックでも同様の傾向が見られています。日本も例外なく景気が落ち込むことになるのです。

2020年以降は、転職が厳しくなる
そして景気が悪くなることは当然企業も予想しています。2020年以後、企業は採用を控えるでしょう。2020年以降は、求人も半減することになります。
つまり、就活・転職市場の求人は半減し、現在のような求職者売り手市場から、企業が採用者を値踏みする買い手市場に反転します。
2020年以降、少ない採用枠を巡っての求職者による血で血を洗うバトル・ロワイアルが開催されるわけです。

企業は新卒が足りないから第二新卒で補充しようとしている「転職するなら今!」
日本は少子高齢化、しかも新卒一括採用。企業にとって一定数の新卒が必要ですが、若者が足りない。だからオリンピック後の不景気がやってきても新卒採用や足りない新卒を補充する意味合いの強い第二新卒採用はそこまで減らないかもしれません。
とはいえ、第二新卒採用が好調な現在だからこそ、
- 会社に不満がある
- 就活に失敗した、もっと大手に勤めたい
- 自分のやりたい仕事がわからなかったけど、就職してみて未経験の仕事に興味が出てきた
という方は、今こそ行動するべきです。オリンピック後では転職も気軽に行えないでしょう。また、あなたの会社も不景気で潰れるかもしれないのですから。

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