ざっくり言うと
- あなたの市場価値を客観的に知る方法をご紹介します。
- Netflix社では転職する気がない社員にも「他社の面接を受けておいで」と薦めている。
- 他社の面接を受けることで自分の市場価値がわかる、今の会社の良さや悪さを客観的に比較できる。
第二新卒のはじめての転職は不安がつきものです。自分が他の会社に転職できるのか? 欲しいと思ってもらえるのか? 気になりますよね?
今回は動画配信サービス「Netflix」が実践する自分の市場価値を知る方法をご紹介します。
自分の市場価値を知るだけでなく、会社や上司から不当な評価をされていると悩んでいる方にもおすすめです。
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「他社の面接、受けておいで?」 Netflix社員が実践する他社からの評価を知る方法
他社の面接、受けておいで? ネットフリックスが従業員に勧める4つの理由
ネットフリックス(Netflix)では、従業員が他社の面接を受け、そこから何を学んだか、上司と話し合うことが奨励されている。
流石!天下のNetflix(ストレンジャー・シングス面白かった!)。よっぽど良い会社なんでしょうね。会社に相当な自信がないと「他社の面接受けておいで」なんて言えません。
転職市場価値を知るために、他社の面接を受けるメリット
会社に在籍しながら他社の面接を受けることで、安全地帯から一方的に攻撃するようなおいしいメリットがたくさんあります。
他社の面接を受けるメリット
- 転職市場であなたがどのように判断されるかを客観的に知ることができる
- 今の会社の良さも悪さも知ることができる
- 他社からも必要とされていることを理解でき、いざとなったら転職すればいいかと安心できる
- 良い会社があればそのまま転職
他社の面接を受けることは上司にも会社の人などあらゆる関係者に秘密にして進めましょう。そうすればノーリスクでおいしいとこ取りができます。
他社の面接を受けることであなたの可能性や視野が広がる
他社の面接を受けることで、自分の視野の狭さや上司・会社の異常性がよく分かります。
- 求人情報:適正給与や募集要項業界の動向
- 転職エージェント:エージェントが業界や、個々の会社の動向など教えてくれます。業界全体や自分のスキルに応じた適正年収などもわかります。
- 面接官:内情や欲しいスキル人材像。さらにあなたの評価なども教えてくれます。
このように様々な立場の人間と話をすることで結果的に現在の会社を辞め転職しなかったとしても、あなたのためになる情報をたくさん知ることができます。冷静に客観的に俯瞰して自分自身を見れるようになります。
さいわい今は戦後最長の好景気。転職希望者は売り手市場。求人数も多く、会社も仕事も選びたい放題。嫌な上司やキチガイじみた社風の会社なんてほっておいて、他社の面接を受け、一番良い可能性を選択すれば幸せな未来が待っています。
在籍しながら他社の面接を受ける場合の注意点
採用していただければすぐに働けます!(嘘です。)
「良い会社があれば転職する気マンマンなんですけど、転職すべきかどうか正直迷っていて、でも前向きに働くつもりだし、仕事もめっちゃできますよ」という体で。
転職エージェントを使って時短しよう
在職しながらの転職活動はかなり大変。求人を探してESや履歴書・職務経歴書・志望動機や質問への返答の内容など準備するだけでうんざりしてしまいます。さらに他社を社会見学するといっても就活時のようにリクナビ・マイナビを使って求人を検索し、一つ一つエントリーしていくのは非効率。あなたの転職活動を無料で代行してくれる転職エージェントを使って時短しましょう。
あなたの目標やキャリアプランをヒアリングしておすすめの企業やどういった業界・職種で働くべきかを無料でアドバイスしてくれるし、エントリーはエージェントが代行してくれるし、面接日の調整や、最終的には年俸アップの交渉などもしてくれる頼れるうえに完全無料で使える転職の相棒です。転職エージェントを使えば就活のときよりずっと楽に転職活動を進められます。
転職エージェントとの面談「辞めるかどうか迷っていると話す」
最初に「転職しようかどうか正直迷っている、いくつか会社の面接を受けてみて辞めるべきかどうか検討したい、もちろん良さ気な会社があれば転職したい。」と正直に話しましょう。そうしないと、求人を真剣に紹介してくれなくなることもあるので注意。
また「今の会社は辞めて転職活動に集中しましょう」「あなたの希望とはちがいますが、この企業がおすすめです」とゴリ押してくるエージェントは担当替えを希望するか、転職エージェントは日本中に2万近くありますので、他社のエージェントを使いましょう。 転職エージェントは賃貸物件を扱う不動産屋のようなもの。素敵なマンションがSUUMOでもHOME’SでもYahoo不動産でも探せるし、どのサイトも扱っている物件はほぼ同じように、どの転職エージェントも紹介してくれる求人はだいたい同じ。特定のエージェントでないと応募できない秘密の求人なんて絶対にありません。
合わないエージェントにあたったら気持ちを切り替えて相性の良いエージェントを探せばいいだけ。どうせ無料なんで、あなたにデメリットはありません。
企業との面接編「御社を前向きに検討中ですという体で」
「転職するつもりはないが、話だけ聞きに来た」だと怒られちゃいます。「私には〇〇〇という(前向きな)目標があって、それを実現させるためには、今の会社では×××という問題があります。それで辞めるべきかどうか悩んでおり、他社の面接を受けに来た。〇〇〇を実現できる環境ならぜひ前向きに検討したいし、こんな実績も前向きに仕事をしたエピソードもこんなにたくさんあるんです!!」と角がたたないように話つつも、ちゃっかり自分をアピールしてみましょう。
良い企業があれば転職し、なければ辞めない
良い企業があれば転職し、なければ辞めない
- 良い会社があれば転職を本格的に検討するなり、面接を進めて、内定を獲得すればいい
- 良い会社がなければ、在職しながらの新たな戦略を考えればよいのです。(上司との関係改善や、他部署への異動など)
- 他社の面接を受けるときは、「今の会社を辞めるか検討中ですが、やる気はあるし良い会社があれば転職を即決するつもりです」という前向きな体で
【内定が出たら】忖度しなくていい、あなたが考えなくて良いこと
- 転職するかどうか明確に決めていないのに、他社の面接を受けてもいいの?
- もし内定をもらえてもすぐに辞められそうにない
- 私の代わりがいないのに辞められない
内定が出ても辞退もできるし、辞退は転職エージェントが代行しれくれます。さらに内定後の入社時期は転職エージェントが調整してくれます。事前に会社に在職中でいつ辞めるか未定だと話をしているので、ある程度の猶予はくれるでしょう。
とはいえ入社時期の調整が失敗し内定が無かったことになったとしても今は空前の好景気、もっと良い企業の面接を受ければいいだけ。
また、現在の会社に忖度して、内定を辞退したり、ずるずると辞める時期を伸ばすのもやめましょう。あなたに辞められてしまうのは上司や企業が悪いだけ。あなたの責任ではありません。
おすすめ転職エージェント
マイナビの第二新卒・既卒版『マイナビジョブ20’s』
第二新卒向けで一番おすすめマイナビジョブ20’s。就活のときに使ったマイナビと違い、こちらは20代専門。転職エージェントなので、自分で求人を探し応募するのではなく、あなた専任のキャリアアドバイザーが、書類準備から面接対策、ビジネスマナーの確認まで細かくケア。さらに求人の紹介や応募、面接官からの生の感想を教えてくれたり、内定後は聞きづらい給与交渉までしてくれます。
『リクナビNEXT』リクナビの第二新卒・既卒版
就活のときに使ったリクナビの転職用サイトです。これは転職エージェントではなく、転職サイトなので求人を検索して自分から応募するタイプのサイト。リクナビの第二新卒・既卒可よりもこちらのほうが求人数もぐっと多くなります。また、転職エージェントと違い、転職サイトはスカウト登録や希望条件を登録して、あなたのペースで待ちの転職活動を進められます。じっくり自分で選んで活動したい方におすすめです。
企業口コミでブラック企業を見破る『キャリコネ』
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