Fラン大卒の低学歴、入社3年以内に会社を辞めてしまった第二新卒という逆境をはねのけて大手企業に転職を成功させる猛者達がいます。彼らにはいったいどんな秘密があるのでしょうか?
オフィス機器メーカーのルート営業として可もなく不可もなくという日々をすごしていたIさん。「このままでいいのかな」と漠然とした不安から転職活動を開始。その結果、戦前から続く某財閥系グループの不動産会社の営業として採用されました。
学歴も低く、短期間で辞めてしまった第二新卒という不利を覆し、なぜ憧れの大手企業に転職できたのでしょうか?
- Fラン卒で学歴に自信がないけれど有名大手企業へ転職したいあなた
- 今の会社に不満があり転職しようか悩んでいる第二新卒世代のあなた
- ストレス耐性に自信があり、部活動などを通して縦社会に生きてきたあなた
そんな、あなたが大手企業に転職するためのヒントを聞き出しています。
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Iさんはこんな人
Iさん(26歳・男性)
- 仕事:オフィス機器メーカー 営業 ⇒ 戦前から続く某財閥系グループの不動産会社 営業
- 年収:280万円⇒460万円
- 転職活動期間:約2ヶ月
- 勝因:Fラン卒の第二新卒でもどんな理不尽も耐え抜く体育会系アピールと社畜エピソードで面接突破
短髪で、スポーツマンタイプ、細身のスーツが良く似合うイケメンです。趣味は自転車ということで休日になると何十キロも自転車に乗るとのこと。都内〜静岡間を1日で往復したとか!? すごいですね!!
転職前はオフィス機器の営業マン
――第二新卒として転職する前は何をしていましたか?
新卒で入社したのは、オフィス関連機器を扱う企業でした。
主力商品はコピー機。主にルート営業で取引のある企業を訪れ保守・点検を行ったり、お客様からニーズを汲み取り商品をご紹介したりしていました。
――転職しようと思ったきっかけはありますか?
正直言って仕事は楽でした。お客様のご要望といってもほとんど変化はないので、前例に沿って商品を売るだけ。勤めてからしばらくすると、ルーティン化した仕事に飽きが来ていました。
また、取引先は固定され業績は安定していたものの、その分給料も抑えられていました。今後会社に在籍し続けても、年収アップはとうてい見込めません。先輩や上司を見ても明るい未来をイメージできませんでした。
大手企業の面接で工夫したこと
――面接ではどういった面をアピールしたんですか?
はっきり言って私は頭の方はからっきしです。しかし、そんな私が唯一人に自慢できることがあります。それは、厳しい体育会を学生時代にくぐり抜けてきたことです。小学校から大学までは剣道一筋で三段を取得し、関東大会にも出場しました。
――なるほど体育会系であることがIさんの強みなんですね
転職活動では、体育会体質の強い不動産業界の営業に絞って面接を受けました。
――やはり体育会系キャラは好印象でした?
面接では、理不尽極まりない上下関係にも耐えたエピソードを披露しました。
特に社畜エピソードは鉄板でしたね。メガネを鍋で煮込まれる、カラオケではいつも全裸強要などの鉄板ネタで大ウケを取りました。
こうして、精神面の強さを評価され見事に採用を勝ち取りました。
自分の強みを活かせる業界に絞って転職活動をしたことが、良い結果につながったと考えます。
戦前から続く某財閥系グループの不動産会社 営業として転職成功
――大手企業の仕事はどうですか?
転職前よりも業務量は増えましたし、日々の勉強も欠かせません。その分、給料に成果もしっかり反映されやり甲斐も大きいです。
営業の仕事は歩合制なので、努力すればするほどその成果を手に入れることができます。
――大手企業に入社して感じたメリットは?
年収も多くなったので、夜の街で派手に遊ぶことも可能です。そして、有名な企業に勤めていると女の子の反応が全然違います。
おかげさまで仕事もプライベートも充実しています!
まとめ『大手企業に入りたいなら営業職狙いで体育会系アピールは有効!』
学歴が低いことや短期間で辞めてしまった第二新卒という不利な面を覆し大手企業へ転職される方の中では営業職や体育会系キャラクターが多いです。
営業職は学歴や前職の経歴や実績などもあまり問われずキャラクター勝負といった面が強いからです。
私達の業界ではソルジャー求人などといいますが、営業職というのはいわば使い捨ての兵隊アリのような仕事なので学歴も経歴や実績も不問なのです。つまり大手の営業職であれば転職のハードル自体は高くないでしょう。
大手企業は中小企業と違い、福利厚生や労働時間などもしっかりしているので中小企業で営業職をするよりも仕事内容も楽なの上に、給料やボーナス・残業代もしっかり出ます。
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